
知ROCK
ワイルドターキーは、角が取れてない。
だからこそ、母の言葉と相性がいい。
優しく包む酒じゃない。逃げ道を塞ぐ酒だ。
親の言葉って、若い頃は「うるさい」で終わる。でも歳を取ると分かる。
あれは命令じゃなくて、覚悟を渡してたんだって。
ロックも同じ。歪んだギターがあるから、歌詞が刺さる。バーボンは、その歪みを肯定してくれる酒だ。
強さは、優しさより先に来る。
母の言葉は、いつも少し遅れて効いてくる。
若い頃には強すぎて、意味がわからなかった一文。
第13話では、ワイルドターキーの荒さが、その“時間差の真実”を浮かび上がらせる。
これは親子の物語じゃない。
人が、自分の弱さを受け入れるまでの話だ。
バー〈コトリノネ〉で、その意味をひもといていく。
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