【京都散策】新緑の東山を歩く。南禅寺・永観堂から哲学の道、熊野若王子神社へ

✈️マイル・旅行

スポンサーリンク

遥

みなさん、こんにちは!

風が心地よく吹き抜ける季節、京都の東山エリアへお散歩に出かけてきました。

今回歩いたのは、禅寺の静寂に包まれる「南禅寺」から、もみじの名所「永観堂」、そしてせせらぎが心地よい「哲学の道」を通って「熊野若王子神社」へと続く定番の散策コースです。

青もみじの緑が鮮やかに映える境内や、道中で出会った珍しい「仏手柑(ブッシュカン)」、風情あふれる石畳の道標など、歩くほどに心が洗われるような京都の深い魅力をたっぷりレポートしますね!

1. 旅の始まり。木もれ陽が眩しい南禅寺と風情ある標識

地下鉄・蹴上(けあげ)駅から歩みを進めると、風情ある木製の案内標識が出迎えてくれます。

「哲学の道」「南禅寺」「疏水水路閣」「無鄰菴」など東山の名所を指し示す木製の標識
南禅寺三門や永観堂への徒歩分の目安が分かりやすく記されたモダンな案内柱

「南禅寺三門まで徒歩1分」「永観堂まで徒歩5分」の案内を目印に、緑豊かな参道へ。立派な総門をくぐると、視界一面にみずみずしい青もみじのグラデーションが広がります。

青もみじのアーチが美しい南禅寺の総門。着物姿の参拝客も多く見られます

重厚な木造建築と鮮やかな新緑、そして着物姿で行き交う人々の姿が見事に調和し、一瞬で「京都に来たんだ」という実感が湧いてきます。

💡 あわせて読みたい!
この一万円札は、何人の夢を叶えてきたのだろう。人はお金が欲しいのではない。

あなたの指輪の金は、宇宙から来た。なぜ人は5000年経っても、黄金の輝きに魅せられ続けるのか。

2. 永観堂(禅林寺)で出会った不思議な果実「仏手柑」と見事な装飾

南禅寺から緑の小道を北へ歩くこと約5分。「秋はもみじの永観堂」として全国的に知られる永観堂(禅林寺)へ到着しました。

もみじの永観堂 諸堂入口」の案内看板。新緑の季節も苔と青もみじが絶景です

境内の諸堂を拝観していると、なんとも珍しい展示物を発見しました!黄色く手のひらを広げたような形をした果実、その名も「仏手柑(ブッシュカン)」です。

仏様の指のような独特な形をした黄色い「仏手柑(ブッシュカン)」の展示

ミカン科の果実で、まるで仏様が手を合わせているかのような形をしていることからその名がついたとのこと。

甘く爽やかな香りが漂い、古くから鑑賞用や縁起物として珍重されてきた歴史に触れることができました。

極彩色で鮮やかに彩られた本堂の虹梁と、迫力ある象の木彫刻

さらに諸堂の奥へ進むと、柱や天井に施された鮮やかな極彩色の意匠や、細部まで精巧に彫り込まれた象(霊獣)の彫刻が目に入り、その美しさと技術の高さに息を呑みます。

スポンサーリンク

3. 「哲学の道」の出発点へ。由緒を伝える永観堂の石碑

永観堂の参道をぬけると、古くから変わらぬ佇まいを見せる石碑と案内板が立ち並ぶエリアへ。

歴史を感じさせる「永観堂」の立派な石柱と京都価格の駒札案内板

駒札には、平安時代に創始された禅林寺の歴史や、「みかえり阿弥陀」として親しまれるご本尊の由来が記されており、歴史の深さを実感させられます。

そして、この永観堂のすぐ近くから、いよいよ京都を代表する散策路「哲学の道」が始まります。

鉢植えの横にひっそりと、しかし存在感をもって佇む「哲学の道」の石標

民家の軒先や路地の脇に置かれた石造りの道標には「哲学の道」の文字と指差しマーク。

哲学者の西田幾多郎らが思索に耽りながら歩いたとされる小道へと、優しく導いてくれます。

スポンサーリンク

【コラム】「哲学の道」って?なぜそう呼ばれているの?

「哲学の道」は、南禅寺側の熊野若王子神社から銀閣寺へと続く、約2kmの琵琶湖疏水沿いの小道です。

この名がついた由来は明治から大正時代にさかのぼります。

日本を代表する哲学者・西田幾多郎(にしだ きたろう)をはじめ、その弟子である田辺元ら「京都学派」の研究者たちが、毎日のようにこの道を歩きながら思索にふけったことから、自然と「哲学の小径」と呼ばれるようになりました。

当初は愛称に過ぎませんでしたが、地元の人々に長年親しまれ、1972年に正式な道路の通称として「哲学の道」に制定されました。

新緑の時期は木漏れ日と水の流れが心地よく、現代の私たちにとっても自分自身と静かに向き合える癒やしの散策路です。

4. 旅の終着地。緑に包まれた静寂の「熊野若王子神社」

哲学の道の南端(起点)に位置するのが、京都三若王子の一つに数えられる「熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)」です。

新緑と竹林に囲まれた「熊野若王子神社」の木製看板と石橋のエントランス

青々とした竹や木々に包まれた木製の看板と石橋を渡ると、そこには都会の喧騒を忘れさせる静かな聖域が広がっています。

足形のお守りや「ヤタガラス」の神使でも有名で、旅の安全や学望成就を祈願するのにぴったりの場所。散策の締めくくりに心を静めて参拝し、清々しい気持ちで東山散歩を終えることができました。

💡 あわせて読みたい!おすすめ記事

哲学の道散策に関するFAQ

Q1. 「哲学の道」の全長と、歩くのにかかる所要時間はどのくらいですか?

A. 哲学の道は若王子神社付近から銀閣寺橋まで約2km続きます。普通に歩けば片道約30分ですが、写真撮影や周辺のお寺(南禅寺・永観堂など)の拝観、カフェでの休憩を含めると2時間〜3時間程度みておくのがおすすめです。

Q2. 最寄り駅(アクセス)はどこですか?どのルートで歩くのが良いですか?

A. 南側からスタートする場合は地下鉄東西線「蹴上(けあげ)駅」が最寄りです。蹴上駅から南禅寺→永観堂→哲学の道→銀閣寺へと北上するルートが王道で歩きやすいです。

Q3. 哲学の道は車椅子やベビーカーでも散歩できますか?

A. 琵琶湖疏水沿いの道は概ね平坦に整備されていますが、一部未舗装の砂利道や段差、幅が狭い場所があります。車椅子やベビーカーでも散策可能ですが、時間に余裕をもって足元に注意して進むのが安心です。

Q4. 今回登場した「仏手柑(ブッシュカン)」は食べられますか?

A. 仏手柑は果肉や果汁がほとんどなく、酸味と苦味が強いため生食には向きません。主に甘露煮やジャム(砂糖漬け)、あるいは柑橘の爽やかな香りを楽しむ鑑賞用・生け花用として用いられます。

Q5. 永観堂の拝観料や拝観時間はどうなっていますか?

A. 通常期の拝観料は大人600円、拝観時間は9:00〜17:00(受付16:00まで)です。※秋の紅葉特別拝観期間は料金・時間が変更となるため事前確認をおすすめします。

Q6. 散策の途中で利用できるトイレや休憩スポットはありますか?

A. 哲学の道沿いには公衆トイレが数箇所設置されています。また、沿道にはおしゃれな古民家カフェや甘味処が点在しているため、休憩や水分補給には困りません。

Q7. 熊野若王子神社にはどんなご利益がありますか?

A. 熊野権現を勧請した神社で、学業成就、縁結び、開運、そして導きの神様であるサッカーのシンボル「八咫烏(ヤタガラス)」にちなんだ旅の安全祈願などのご利益で知られています。

Q8. 哲学の道で一番混雑する時期はいつですか?

A. 春の桜シーズン(4月上旬)と秋の紅葉シーズン(11月中旬〜12月上旬)が最も混雑します。ゆっくり静かに散策したい場合は、5月〜7月の「新緑・青もみじ」の季節や早朝の時間帯が狙い目です。

Q9. 周辺に駐車場はありますか?車で行っても大丈夫ですか?

A. 南禅寺や銀閣寺周辺に市営駐車場やコインパーキングがありますが、観光シーズンはすぐに満車になります。また周辺道路も狭いため、公共交通機関(地下鉄や市バス)の利用を強くおすすめします。

Q10. 哲学の道沿いに咲く花は季節によって何が見られますか?

A. 春はソメイヨシノ(関雪桜)、初夏は青もみじやアジサイ、夏は青々とした苔、秋は紅葉、冬はサザンカやツバキなど、四季折々の美しい植物を楽しむことができます。

5. まとめ

遥

南禅寺から永観堂、哲学の道、そして熊野若王子神社へと続く東山散策コース、いかがでしたでしょうか?

歴史あるお寺の重厚な建築美や珍しい仏手柑との出会い、そして木漏れ日が差し込む「哲学の道」のせせらぎは、歩くだけで日々の慌ただしさを忘れさせてくれる最高のヒーリングタイムでした。

桜や紅葉のシーズンはもちろんのこと、青もみじと苔の緑が瑞々しく輝く新緑の季節は、混雑も比較的落ち着いていてゆったり歩ける隠れたおすすめシーズンです。

みなさんもぜひ、心地よい靴を履いて京都・東山のぽかぽか散歩に出かけてみてくださいね!

PR
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました